新華経済

韓国紙・中央日報は14日、ナチスの蛮行を強く非難する米国が、日本の右傾化をかばっていると批判した。国際在線が伝えた。 記事は、米国はナチスの蛮行には強く非難する一方で、日本の右傾化をかばうことは全く理解できないとし、これが韓国を中国に歩み寄らせる大きな要因となっていると指摘。米国が日本の右傾化を無条件にかばうことは、真珠湾事件や太平洋戦争で日本軍と戦い、命を落とした11万の米国人に対する侮辱行為だと批判した。 その上で、「韓国は決して日本との関係を悪化させたいわけではないが、日本は過去1年の冷え切った韓日関係に対する責任を負う必要がある。米国が日本に好き勝手をさせた責任から逃れるのも難しい」と指摘。「米国がこれからも日本を放任するのなら、韓国を始めとするアジアの盟友は中国に歩み寄っていくだろう。米国が『こうした悪夢』を避けたいのであれば、日本に対する態度を変えなければならない」と強気の姿勢を示した。 (編集翻訳 小豆沢紀子)